ゴムの材料

ゴムは、タイヤやベルト、チューブ、ホース、履物、自動車部品など、
世の中に存在するたくさんの製品の材料となっており、
日常生活のあらゆる場面において使用されています。
それだけに、材料として使用されている物質も非常にたくさんの種類があります。

まず代表的なものとして挙げられるのは、パラゴムノキと呼ばれる植物の樹液に含まれているラテックスです。
この植物は主に東南アジアの地域で栽培されており、
この地域にある国は取り出した樹液を加工して製品にし、世界各国へ輸出しています。

ゴムは人工的につくられた物質が材料となっていることもしばしばあります。
例えば、天然のものと性質が近いイソプレンや、
ゴルフボールの原料としても使われているブタジエンは材料として多く使用されています。

合成樹脂の原料としても使用されているスチレンやアクリロニトリルも、
ブタジエンと共重合させた上で材料として使用されることがあります。
また、エチレンとプロピレンの共重合体や、アクリル酸エステルとアクリロニトリルの共重合体、
ポリエチレンをクロロスルホン化させた化合物、フッ素樹脂、エピクロロヒドリン、
ポリウレタン、シリコン樹脂といった物質も材料としてしばしば利用されます。